安く良いホームページをつくるコツは「余白を作る」こと!
こんにちは!
いきなりですが、良いホームページを作る時、写真ってとても大事ですよね。
良い写真はカメラマンにお願いすれば手に入れられますが、写真撮影を依頼をすると、どうしても費用がかかります。
予算の都合からやむを得ず、自分で撮影ということも多いかと思います。
今回は、そんな時に使えるちょっとしたテクニックをご紹介します。
当社株式会社YAのようなWeb制作会社や、チラシや名刺をつくるデザイナーなど、自分以外の人に編集してもらう時に便利なテクニックです。
普通に撮影すると…
ホームページに観葉植物の写真が必要になったら、どうやって撮影しますか?
観葉植物の全体が写るようにこうやって撮るかと思います。
このまま使う場合や、切り抜きをする場合にはよい撮り方です。
しかし、何に使うかわからない写真の場合は使いづらい写真、場合によっては全く使えない写真なってしまいます。
その理由は、使いやすい写真を見ると一目でわかります。
使いやすい写真
何に使うかわからないけど、観葉植物を載せたい!という場合は、先ほどの写真に加えてこんな写真も撮るのがベストです!
余計なものが沢山写っているので、SNSや、そのまま現像には全く使えません。
しかし、余分なものが写っていても余白をたくさん作ることでホームページ制作やチラシ制作では一番使いやすい写真になるんです。
実際に加工してみましょう。
加工してみると
アイキャッチ
例えば、アイキャッチとして使う場合は、
このように切り取ることで
こんなアイキャッチを作ることができます。
当記事のアイキャッチも、同様に作成しています。
商品画像
また、商品画像などで使われる正方形の画像が欲しいときも、
ここを切り取ることで、
見事に綺麗に正方形の画像を作ることができます。
単純に見えますが、最初の方法で撮った写真では結構難しい加工になります。
ということで、実際に加工してみました。
最初に取った画像でやってみると
アイキャッチ
比較するために同じ条件で無理やりアイキャッチを作ってみました。
横幅が少ないので、グラデーションをかけて誤魔化すか、
このように、写っている場所を更に切り抜ぬく方法でデザインする必要があります。
写真に余白が無いために、デザインの幅が狭くなってしまうわけです。
料金は増えるけれど切り抜けば使える
今回は運良く背景が白だったので、切り抜きたバージョンも作ってみました。
いい感じになりました!
今回は壁が単色のために切り抜きができましたが、背景が単色でない場合は、切り抜きに数千円費用がかかることもあります。
やはり、制作費用を抑えるならば広めに写真を撮ったほうが有利といえます。
疑問
さて、ここまで「余白を作ろう」という話をしてきましたが、一つ疑問が浮かんできます。
「小さく撮ったら画質(解像度)は足りなくならないの?」
ということです。
結論から言えばiPhone7を使っている場合、ホームページやA5サイズ程度のチラシなら、縦横半分程度まで対象物を小さく写してOKです。
今回推奨した写真も、縦半分より大きく写しています。
A4の紙いっぱいに写真を使いたい場合は、切り取るとボケてしまうため、余白をたっぷりとった写真と、対象に寄った写真を2枚撮ると安心です。
細かい話
2017年現在、一般的なパソコンディスプレイの横幅は1,920pxのため、Webサイトのアイキャッチは大きくて1,920px程度の画像を使用します。
一方、iPhone7で写真を撮ると、4,032px × 3,024pxの写真を撮影出来るため、縦横半分にしてもWebサイトで使うには十分な画質が得られます。
iPhone7でない場合でも、1,200万画素の周辺かそれ以上のカメラであれば同じ方法が使えますので、是非試してみてください!
まとめ
少し長くなったので、「寄って撮った写真」と「引いて撮った写真」場合で比較をしました。
寄って撮った写真
- 壁を活かしたデザインができない
- 正方形のアイコンや商品画像を作ることができない
- 切り抜けば対応できるが、費用がかかる場合が多い
引いて撮った写真
- 余白を活かしたデザインが自由にできる
- 正方形のアイコンや商品画像も自由に作れる
- 必要なら切り抜きも可能
- A5サイズを越えると粗が出る
つまり
10秒程度手間をかけて、寄った写真と引いた写真を用意するだけで、オールマイティなデザインが出来るようになります。
最後に
今回は、使いやすい写真を撮るコツをご案内しました。
後から使う写真を撮るとき、いつでも使える小技ですので、以下の三点を覚えていただければ大丈夫です!
- 何に使うか判らない写真は大きく余白を取りましょう。
- iPhone7(1,200万画素)で取った写真でも、対象物が50%程度で写っていれば十分引き延ばせます。
- A5より大きいチラシに使う場合は、寄った写真も撮ると安心です。
少し専門的な話になってしまったので、「この方法で写真を撮ってみたけどよくわからない」。という場合は弊社、株式会社YAまでお気軽にご相談ください。